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愛犬キンタ君との生活

僕の相棒

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僕の相棒だった、キンタ君をご紹介します。
17年も一緒に暮らました。
今は亡き親しい友です。

その昔友人が引っ越すため飼い犬を処分する話を聞き、僕が立候補したところ、どこがどう間違ったのか、まだ目も開かない子犬の彼がきました。

秋田犬のグレートジャパニーズによく間違えられます。けれど、ポインターとハスキーのミックス、由緒正しき雑種です。


●当初、彼の家はベランダにありました。

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部屋に入りたがるので、前足までは‥ いや胴までか、まあ後足もいいか‥‥?
今は僕のお布団の上で寝ています。夜中に電柱が倒れてくる夢を見ました。
頼むからどいてくれオモイ!!


●性格は優しくておとなしい。

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どこかに孤高でヒトを寄せ付けない部分もあります。
時々ベランダの隅で独りで犬の時間を味わっている。
お母さんがハスキー犬ですから、かすかに狼の血があるのかな。

どうしても飼いならされない部分は、時にはハラがたつほど頑固な彼の一面ですが、そこが面白く味わい深いところです。
子犬のころ飲んでいるビールをせがんで調子にのって飲んだ。
酔っぱらって千鳥足。
お尻をふりふり、しばらく歩いてはコテンとこける。また立ち上がってコテンとこける。
小犬の酔っぱらいは、ホントに面白かった。家族を笑せてくれました。
今ではビールの味を覚えて、飲んでいると寄ってきて晩酌のお友達になってしまいました。
二階のベランダの隅に使わない古いミシンが置いてあり、子犬の頃から、その上に乗って伸び上がるように外の景色を眺めていました。

その有様がご犬が落ちそうと近所から心配していただきましたが、当の本人はそ知らぬ顔。
ベランダから落ちそうな犬で地方TV局に映してもらい、いち早くTVデビューも果たしました。


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ボール遊びを教えようとした時は、彼はこの遊びをバカにしました。
“オヤジやってられるっかよ”“ンなことして何がオモシろいのかよ”という感じで無視しました。フリスビーのキャッチも嫌がりました。
ところが、アウトドアーは大好き。
僕はカヌーを漕いだりするのですが、いっちょ前のカヌー犬で乗せろ乗せろとウルサイ。
そのうちにカヌーから水にドボーンと飛び込んで、しばらく勝手に泳いでから帰ってきます。
地方のアウトドア雑誌の表紙になったこともありました。


●キャンプも大好き

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いつぞやは琵琶湖でキャンプしていたら雨にたたられ、びしょ濡れで、きれいに拭いてやったけどテントに入れたらすごいニオイ。
犬のニオイには慣れているハズなのに、琵琶湖の青臭いニオイと犬のニオイが変にミックスして湿り気を放ち、こういう時は特別なのです。
でも外は雨、テントに入りたがるので、一晩中琵琶犬になったキンタのにおいに苦しめられた、忘れられない家族の思い出です。
夏の渓流を歩いて登るシャワークライムにも彼はついてきました。
あまり起伏の激しくないところですが、こういうところは歩幅の大きい人間の方が断然有利。石がゴロゴロする場所は苦手のようで、爪がたたないところでは四足でもコケるんだと教えてくれました。高所も苦手のようで、そのへっぴり腰が笑えました。
足腰弱ってきたから、もう行けないかもね。


●最近ちょっと老化が目立つようになりました。

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小さな肉腫のようなものができたり、口の回りの皮膚がこげ茶色になります。
そんなときは、気功をしてやります。
最初は嫌がりますが、途中から気持ちがよいのかじっとしています。
2,3日して気がつくと肉腫は小さくなり、色が変わっていた皮膚がピンク色に戻っています。
血行が悪くなり、血液の汚れも自分で浄化できなくなる様です。
見かけが若いと皆さんに言っていただくけど、着実に老化はきていますね。


●ヒトや犬など動物が生きていくことは、時間の中を旅して行く事。
いずれは帰らねばなりませんが、それまで彼は旅すがらの相棒。元気で長生きしてよ相棒。

キンタ君は今16歳と9ヶ月。大型犬ではかなり長生きになりました。
もうお散歩もあまり行きたがらない。階段を怖がり、自由に昇り降り出来なくなりました。
ビールも欲しがらず残念。
でも、相棒もっと長生きしろよ。いけるところまで、生きてゆこうね。

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●平成22年10月の末、寒い雨が降る日
17年と1ヶ月生きたキンタ君は、その生涯を閉じました。
大型犬としては、AST気功により大変長生きでしたが、立てなくなってから8日目、自然の摂理の老衰により去ってゆきました。
相棒を亡くしてしまいました。
しばらくは悲しいですが、今は自由に天国の草原を思う存分走っているだろなと想像しています。
キンタ、ありがとう。 よく仕えてくれた。いいヤツだった。本当にありがとう。

●キンタ君の死については、仕方ないといえば仕方がないのですが、少し思うところがあります。キンタ君には老犬のオスによく出来る肛門周囲線種という腫瘍ができていました。

16歳の冬、その腫瘍が破裂して多量の出血をしました。懸命に気功治療をし少し落ちいたところで獣医さんに診せました。普通は老犬の治療はしないのだそうですが、血液検査などの結果かから手術をして戴けることになったのです。

液体窒素で腫瘍や病巣を焼いてしまう治療です。入院させ手当てをしてもらいましたが、その時キンタ君は男性ホルモンが病気の原因といこともあり、了解なしに去勢されてしまいました。

命の形は極力変えない。カラダに不要なものは、何一つない。 という信念でしたが、必要な処置は任せるという同意書にサインもしていましたから、「やっておきました」と言われれば、商売かなと思っても意義は唱えられません。

おそらく、それで老化が加速しました。彼の細胞は活力を失い自ら壊れ始めました。その手術から約1年。それでも彼は懸命に生きた。

どちらが、どうかと言っても仕方のない話ですが、友人として残念でした。。しかし、それも彼の運命。僕のそばに17年いてくれたことを感謝しています。

 

 

 

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